2. σ(^_^;)のモバMK12通信環境   最終更新 97/06/29

海外からMobile Gearを使って通信する場合の、MK12側の通信設定について
「2. σ(^_^;)のモバMK12通信環境」として紹介しましょう。

    1)通信設定のバリエーションの多彩さ 
    2)電話番号の確認          
    3)オートログインコマンド      
    4)モデムコマンド          

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1)通信設定のバリエーションの多彩さ

 一番気に入っているのが、通信設定を40納められること。

 cc:Mail Mobileだと無限(なのかな!?)に入れられますが、まぁMC-MK12の40通りは
 十分実用的です。パソコンであればWindows95でダイアルアップ接続を必要なだけ
 作れば良いのですが、結構この辺りを考えてくれていないソフトウェアが多い中
 で助かります。

 日本での設定には、
 会社/自宅/デジタルセルラー/ISDN公衆/ISDN公衆の成田/PHSなどが有り、
 それに台湾、中国、韓国、シンガポール、オーストラリアなどの
 出張先の設定が加わります。
 そしてそれらもホテルだったり訪問先だったり、
 ある時にはTYMNET経由だったり、GEIS経由だったり、
 内蔵モデムでは無くPCカード利用だったりしています。


   



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2)電話番号の確認

 通信設定で重要なものは、当然接続先の電話番号です。
 PC-VANですと「J APLIST」、NIFTY SERVEでは「GO PHONE]と「GO NODE」で
 関連情報の所へジャンプ出来ます。
 但し問題は、
 それらの個所に掲載されている情報が必ずしも最新では無いと言うことです。
 電話番号が代わっていることが時折有ります。
 その意味で、
 必ず出発前に日本で通信を設定し、日本から国際電話を掛けて試しています。
 これはどなたにも是非実施してもらいたいと思います。
 電話番号が代わっている場合、録音された音声で通知されることが多い様です。
 Mobile Gearで通信を試してうまく行かない場合、受話器から聞いてみると、
 「番号が代わった」と言うのが聞けます。



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3)オートログインコマンド

 通信設定で次に大事なのがオートログインコマンドでしょうねぇ!?
 PC-VAN/NIFTY SERVEを海外ネットワーク経由アクセスする場合には、
 Mobile Gearの通信設定の接続先設定で「拡張設定」のオートログインコマンドを
 変更します。

(1) 拡張設定の選択
  拡張設定はf・3を押しますが、
  ご丁寧に「PC-VAN/NIFTY SERVEでは通常拡張設定は必要有りません」との
  メッセージが出ます。それでもひるまず、「拡張設定する(E)」を選びます。


   

   



(2) オートログインコマンド
  σ(^_^;)が使っている主要なオートログインコマンドは下記の通りです。
  これらをコピー(CTRL+C)、貼り付け(CTRL+V)すれば良い筈です。
  但し必ずこれでうまく行くと言う保証も無い所が辛い、
  しかし挑戦する意欲を奮い立たせる点です(゚o゚)
  「待ち」となる「*」の数を増減したりして色々試すことも必要です。

  (注)ブラウザのフォントの指定によりカナ表示が実際のモバ上の表示と
     異なってしまう場合があります。ご注意下さい。

   



PC-VAN ( TYMNET )の場合
******O[:]PCVAN'[ed]PCKEI10'[D:]\I'[ド:]\P'[=]N'

NIFTY SERVE ( TYMNET )の場合
******O[:]nifty'[>]SVC'[>]\I'[d ][>]\P'[へ]

PC-VAN ( GEIS ) の場合で
9,600bpsの場合
******[ス]PCVAN'[ ]PCVAN'[D:]\I'[ド:]\P'[=]N'
2,400bpsの場合
******HHH[ス]PCVAN'[ ]PCVAN'[D:]\I'[ド:]\P'[=]N'

NIFTY SERVE ( TTN-Net (台湾) ) の場合
****** [@]NIFTY'[>]SVC'[>]\I'[d ][>]\P'[へ]

注意:漢字コードを「新JIS」に変更が必要。
   



PC-VAN ( SprintNet ) の場合
******@D'[=]'[@]SET0:0,4:255'[@]C PCVAN'[ATED]PCVAN'[D:]\I'[ド:]\P'[=]N'

NIFTY SERVE ( COMPUSERVE )の場合
****** '[*] NIFTY'[>]SVC'[>]\I'[d ][>]\P'[へ]


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4)モデムコマンド

(1) モデムコマンドによる速度の設定

  オートログインコマンドと同じ項の一番右の「モデムコマンド」に
  以下を入れると、内蔵モデムの場合、通信速度をそれぞれ固定できる様です。
  これはマニュアルにATF5=2,400bpsの記述が有ったので、それから推察して
  使っているものでメーカーの保証の対象では無いと思われることを
  予め了解下さい。

   

コマンド速度
ATF89,600bps
ATF77,200bps
ATF64,800bps
ATF52,400bps



(2)モデムコマンドと「通信速度」欄

  尚同じ項の一番左に「通信速度」の項目がありますが
  これを替えても上記のモデムコマンドを入れない限りモデムの速度を変更する
  ことは出来ません。単に忘れない為のものとでも思っておきましょう。
  またここをいじらずに上記のモデムコマンドだけ入れても構わないでしょう。



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