登β 麗君之墓 在 金寳山墓園 【長文】  最終更新 97/6/22

補足: この記事は 6/9 に書かれたものをもとに作成しました。
    「写真」をクリックすると 640×480 で拡大再表示します。

    う〜ん。タイトルの読み方がワカラン。判るのは「長文」だけ(笑)。

1997年6月9日台湾は今日は端午の節句で休日。特にすること無く、特にファン
では無いのですが、テレサ・テンのお墓参りに行くこととしました。

ホテルで聞くと、「バスは無いのでタクシーで片道1時間は掛かる」とのこと。
PC-VANの「アジア大好き人間」の以前の書き込みに有った記憶が有るので
早速探して発見、先達に深謝。尚Internetでも探しましたが日本のサイトでは
お墓までの情報は無い様子ですぅ!

Mobile Gearその他をバックに入れ、HP 200LXはベルトポーチに付けて出発ぅ!

八徳路2段の台汽 中崙站から金山へ向かうバスを待ちます。
中崙站から金山站までは片道80NT$。

実はホテル(老爺)から中崙站までが85〜90NT$ (゚o゚) 更になんと一度中崙站へ
着いてからデジタルカメラ(DS-7)を忘れたことに気づきホテルへ戻る。あ〜ぁ!

金山青年活動中心行きは10番乗り場。駅正面門上の表示には
「七.住金青活動中心 中興号」を書いてあり、私は7番が乗車口と思いましたが
念のため聞いてみると10番でした。

約25分待ってバスが来て、直ぐに乗車→出発。揺れるバスの中でもMobile Gearの
キーボードでの入力は可能なのですが、余り無理をすると酔ってしまうので一先ず
入力お休みでぇすぅ!(゚o゚)

市内を揺れながら走り20分位で「汐止 収費処」を通って高速道路へ。
約30分高速道路を走って「金山(方面)」で高速道路を降り後は市街地。
そこから結構走ります。途中海沿いを走りますが反対側は山を切り開いた為
豪雨などでは土砂崩れが心配される様な個所です。

終点の金山青年活動中心に着くと、運転手曰く「後10NT$」とのこと。
最後まで乗っていたのは私ともう一人のおばさんで、このおばさんも
「10NT$」と言うことで支払いましたが、この運転手、禁煙の貼り紙の有る
社内で煙草を吸って運転も少々荒く、何だかちょっとボラレたかなぁ!?
の感じ。そう言えば途中で降りた女性が降り口の上に設けられた「意見書」の
用紙を取っていた様子でぇ、、、何だか怪しい。

さて青年活動中心の前は、、、何も無く!いぇ何も無い訳は無いのですが
門の前には食堂なのかよろず屋なのか?が2軒、タクシーは通らず。
仕方が無いので、青年活動中心の駐車場入り口のお嬢さんに「金寳山墓園」
への行き方を聞きますが、どうも歩いては遠すぎるとの意味らしく
山を下って街まで行ってタクシーを拾え!と言っているみたいです。

青年活動中心は山の中腹にありトボトボ歩いておりました。
途中「豊漁村」のバス停を過ぎて、金山の街の台汽客運金山站の前迄来ると、
ようやく一台のタクシーを発見。

金寳山墓園のメモを見せて「行って待っててもらい、青年活動中心に戻ってくる」
道筋を話すと、あっさり500NT$とのこと。300にならないか?聞いてみましたが、
もぅ500に決まっていると言う言い方でぇ、まぁ人の良さそうな運転手に見えた
ことも有り交渉は終わり!500で手を打ちました。

実は蒸し暑い中を10分程度歩いて来たことで手を打ってしまったことも有るので
すが、乗って走ってみると、これがかなりの山道を上り何度も下ってつづら折り
の道を行く訳でまぁ往復500でも仕方が無い!=との気持ちになりました。

      (←クリックで拡大表示)

金寳山墓園はその位置からは見えませんが海を見下ろす山の中腹の比較的新しい
と思われる広大な墓地園です。金色の巨大な廟もある立派な所で公園の如く綺麗
に整備されています。

テレサ・テンのお墓はその廟の前を過ぎて一番奥のそして手前=低い所に有ります。
車では道沿いに一番奥です。地元の人が結構沢山参拝に来ていました。

      (←クリックで拡大表示)

手前に唄う姿の銅像が有り彼女の唄が流れています。奥には出生と履歴を示す
石碑が左にそして右にも石の碑があり、それらに囲まれて墓石が有ります。
綺麗な花が捧げられていました。

この日は私以外には日本人らしき人は見ませんでしたがタクシーの運転手に聞くと
結構来るとのことです。

唄が流れ銅像や碑が有るとは言え、大きな墓地の奥に、私が想像していたよりは、
それは静かに眠っていると言う感じの墓地でした。

地元の人が2年経った今も多数お参りに来ると言うことで国民的な人気が有った
ことが伺われます。

さて15分程度彼女のお墓参りをした後タクシーで青年活動中心へ戻りました。
戻る途中の道は私がトボトボ降りた道とは違うのですが、道の左右はお墓ばっかり
です。中国式のお墓ですから山の斜面に建てられておりそれが結構延々と続きます。
これを見るとこの辺りの山々は昔は墓地だけ(゚o゚)だったと言うことが分かります。

青年活動中心は先ほど着いた場所と違い建物の前までタクシーが行ってくれました。
タクシーを降りて、「台北へ帰る場所はどこかなぁ!?」と建物に近づくと、
建物へ上がる階段で記念撮影をしている若者一団から
「写真を撮ってくれませんか?」の声が掛かりました! 私は結構色々な所で
この手の声を掛けられたり、道を尋ねられたりします。思わず「Ok!」と言った所
「Where're u from?」となり日本人である旨を英語で答えました。
彼らに教えてもらい、直ぐ目と鼻の先=建物の隣にバス停にてバスを待ちました。
思いがけずに若者達とちょっとした会話が出来たことも嬉しい限りです。

10分も待つこと無くバスが出発、帰りの料金は85 NT$とのことで、やっぱり往路は
5NT$ボラレたのかも知れません、いゃ行きは90で帰りが85とかぁ!?それも変です
ねぇ!? 中崙站の切符窓口には85 NT$と有りましたからやっぱり85 NT$なので
しょう。中崙站の切符窓口で私が切符を買った時は「金山まで」と言ったので、
おそらく金山站までは80 NT$、青年活動中心までが85 NT$なのでしょう。

上記の通り、金山青年活動中心行きのバスに中崙站から乗り、降りるのは終点である
金山青年活動中心では無く、その二つ前の金山站が良いでしょう。

さて実は細かい85 NT$が無かったんです。100 NT$を持って運転手の脇でどうしょう
かぁ!?と思っていたら若い二人連れの男女の女性がお釣りである15NT$をくれて
まとめてくれる様子。有り難や!と私は運転手のすぐ後ろの一人席に座りましたが、
彼女はまだ切りの良い金額にならないらしく他の乗客と話していましたが、
私に300 NT$を渡して何か早口で言った所、後ろの60代と見られる女性が外国人らしい
旨告げ、ここでも若い女性から「Where're u from?」となりましたぁ!?
結局5〜6つ行った停留所で切りの良い金額になり支払いが終了しました。
彼女が助けてくれて本当に有り難いです。

このバスは往路は切符売り場で切符を買い、乗り込む時にそれを提示すると
切符の一部を切り取り、残りを返してくれます。One-man Busの為その残りを
降車の際に渡します。途中で乗った人は現金を払うとそれを示す紙の札を渡され、
降車の際にそれを返します。乗降は前の乗降口一つからします。


途中渋滞も少々有りましたが、1時間半程で出発した中崙站に到着!


(^.^)/~



 ▲ 先頭に戻る ▲  ▲ トップに戻る ▲