「モバCE MC-CS12」と「 カシオペア A-51 」とを、
ふたつ並べて写真撮りながらいろいろ比較してみました。
元々モバMK12所持者なのでモバCE寄りにになりがちですが、
なるべく公平に表現したつもりです。
まぁ独断と偏見の論調になってますが、その点だけは勘弁して下さい。
とゆコトで全体を眺めてみました〜。
本体を二つ並べました。カシオペアがやや横長ですね。
右側はモバMKも並べました。MKの大きさが目立ちます。
ただし私のMK12は使い込んで表面のロゴがスレて消えてます(笑)。
キーボード。キートップの大きさ・打ちやすさはほぼ同じ。
ただしモバCEには「Windowsキー」が無いのと、
「Shiftキー」が左側の一個しかありません。
右側はモバMKキーボードも並べてみました。
機器のデザインは各自の好みがあり一概に評価できません。
ただし目一杯フタ開いた時の「おさまり」が気になります。
カシオペアの場合フタが結構重いので不安定になります。
その点モバCEは安定してますね。
HWスペックとしての特徴的な違いは、
モバCEの内臓モデム(左写真)とカシオペアのCFカード(右写真)。
モバCEの内臓モデムは携帯通信には貴重です。
使ってみて気になったのは、画面の「見づらさ」ですね。
単に画面サイズやフォントが小さいだけでなく、
画面に自分の姿や背後の照明が反射してしまいます。
(デジカメで写真撮ってる姿が画面に写ってます:爆笑。)
この「見づらさ」はカシオペアもモバCEもほぼ同じでした。
HW的なデザイン等の違いは使用者の「好み」があるので一概に言えません。
ただし「Windowsキーが無い」「Shiftキーが左に一個しか無い」
等で、キーボードについてはモバCEよりカシオペアに軍配ですね。
逆に、フタの部分の重さや180度フタ開いた時の安定感の点からは、
カシオペアよりはモバCEに軍配を上げます。
画面については「バックライトつければ」との意見ありますが、バックライト
はバッテリ持続時間に影響するので(→別ページ「バッテリ比較」参照)、
むやみに使用するのは勧められません。
内蔵モデムの効果も「14.4Kでは非力で使いモノにならない」との意見が
ありますが、これも場面によってはバッテリとの兼ね合いで、意外な効果が
得られるのではないでしょうか。
でも、内臓モデム(モバCE)かCFカード(コンパクトフラッシュカード)
(カシオペア)かの選択は、正直なハナシ悩みます。モバCEの欠点は、カード
スロットが一個しか無い事で、PIAFSカードの様に通信用にカードスロット
を使う場合に、データ格納用のメモリカードにカードスロットが使えない点です
ね。カシオペアの場合、CFカードをデータ格納用メモリカードに使い、通常の
PCカードスロットを通信用カード専用として使えます。
しかし、カシオペアの場合、WinCEの仕様かもしれませんが、メモリカード
は1個しか使用出来ず、最初からCFカードをセットしておくと通常のPCカー
ドがメモリカードとして使えません。他機器とのデータ交換用にPCカード使用
する場合、結構不便ですね。それに、カシオペアの仕様ですが、CFカード用の
フタを開ける度にシステムにリセット掛かるのは閉口しました。カードをメモリ
カードとして他の機器とのデータ交換に使用する場合は要注意です。
そして、モバCEの内臓モデムは意外と重宝するのでは無いでしょうか。
14.4Kbps は非力の様に見えますが、別ページの「バッテリ比較」にても
紹介した通り、PHS使用時のPIAFSカードを使った32K通信では、意外
とバッテリ消耗が早く、たぶん想像ですが、他の高速通信するカード類だと、も
っとバッテリ消耗は速いと考えられるので要注意でしょう。通信の内容によって
は、処理自体が「回線速度の要素とCPU含めた処理速度の要素」のどちらの効
果が大きいかによって内臓モデムの評価は変ります。使いかたによっては非常に
貴重な存在かと思います。
とりあえず、以上、でした〜。では〜〜。 v(^O^)/~~