皆さんコンニチハ。「まじ」です。
某所で「611Sでみなし音声通信が可能か」てな話題があり、
私もドコモPHS・611Sで「みなし音声」通信
は以前からやってたので、
ここでモバイルギア2・MC/R320
でのその設定を紹介します。
なぜにPIAFSなPHSで「みなし音声」通信するのか?とか
PIAFSじゃないアクセスポイントはPTE経由でできるのでは?とか、
いろいろご意見ありますが、
PIAFSじゃないアクセスポイントに直接つなげたい場合等に
意外と「みなし音声」通信は便利です。
電波状況さえ良ければ 14.4K までスピード出ます
し、
(たしか携帯電話だと 9.6K が最大でしたよね、)
内臓モデムを標準で持つモバイルギアシリーズで
いざと言う時の非常用通信環境の確保という点でも
けっこう使えるのでは、と思っています。
# 私の職場のメールシステムも社外からアクセス出来るAPあるんですが
セキュリティきつくて、なぜかPTE経由だと接続できなくて
屋外からはグレ電かPHS「みなし音声」になっちゃうんです。しくしく。
## でも、なにしろPIAFSが出る前から
PHSでの「みなし音声」通信やってたので、
この方式には愛着があるんですよ(苦笑〜)。(^^)/
「みなし音声」通信中の R320+611S です。
R320の内臓モデムと611Sのイヤホンジャックを
市販のセルラケーブルで直接つなぎます。
611Sをカードスロットに刺す必要は無かったんですが
なんとなく無意識に刺してしまいました(苦笑〜)。(^^;;
ここではモバイルギアR320でのMGメールの場合の
「通信設定」→「回線設定」でのモデムの設定の画面を
伊藤栄一郎氏の CaptCE でキャプチャしたものを
以下にそのまま紹介します。
ただしこの設定は、MGメール/MGパソコン通信以外でも、
またモバイルギアシリーズ以外でも有効かと思います。
# とりあえず私はモバのMGメールのインタネットメール送受信と
MGパソコン通信の両方で「みなし音声」通信してます。
まずは「回線設定」の画面です。
標準(内臓)モデムを選択し、「モデムの設定(C)」へ進みます。
以下の2画面が「モデムの設定(C)」で現れる「デバイスのプロパティ」です。
MGメール/MGパソコン通信以外でも同じ画面が出てくると思います。
注意点としては、
まず
611S側の「モデム設定」を ON にする事。
そして、
以前の 321S だとATDコマンドで自動でダイヤルしてくれたんですが、
その自動ダイヤル機能は341S以降の機種では無くなったみたいで、
その為にモバ側の内臓モデムがATDコマンドにてピポパピポとダイヤルしても
611S側は何も反応してくれないので、
自分で手操作にて611Sから電話かける事、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ですね。
手操作で電話かけるタイミングは、
モバイルギア側で電話かける(ピポパ音がする)のと
だいたい前後していればOKみたいです。
私はMGメール/MGパソコン通信で接続開始したタイミングで
無造作に611Sから電話かけて、たいていOKでした。
ただしあまり間が空きすぎるとタイムアウト的に切れてしまいますが。
また、通信終わっても自動的に電話切ってくれないので
これまた手動で611Sの通話を切る必要があります。
(注1)デバイスのプロパティの「呼びだしのオプション」中で
「発信音がしてからダイヤルする」にチェック入れてますが、
なぜかチェック外してもOKでした。
(注2)同じく「呼びだしのオプション」中で、
「追加設定」の欄は何も記入してませんが、
このままだとモデム音がしてうるさいので、
実際の運用時には「 M0 」(エムゼロ)等のATコマンドを
追加した方が良いですね。
以上、参考になりますでしょうか。(^^)/
実はこの確認&データ取りした直後に、
思うトコロあり611Sを
「モバイルカード P-in」
に機種変更しちまいました。
考えてみればアステルの A121 から始まって、
その後はドコモ(旧NTTパーソナル含む)の
312S
→ 321S
→ 611S
→ P-in と
なんと5代目のPHSですね。
最初のA121含め全ての機種で「みなし音声」通信してたので
P-inでも みな音 にトライしてみます。(^^;;
# P-inについては、落ち着いたら別のページで紹介しますね。(^^)/
では〜。(^^)/